木組みは 人組み 心組み
連休に
フランスへ行きました。
南フランス マルセイユから北上して
最後パリまでの8日間でした。
ツアーでの海外旅行が初めての参加となり
ちょっと緊張しました。
建築ツアーで
「ル・コルビュジェ とアールトを訪ねる」
なので・・・・
28名の内27名が建築関係者でした。
北は北海道から 南は沖縄まで
年齢も20代から70代まで・・・・・
一般観光のように 買い物の時間が無くて良かったです。
食べ物は毎回苦労します。
食べられるものが少ないです。
(肉と乳製品がダメなので・・・)
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観るところがコルビュジエの建物が中心でした。
ユニテダビタシオン
1945~1952
マルセイユ
公共集合住宅 ピロティー方式
長さ165m 幅24m 高さ56m
メゾネットの 337戸の住宅
中間階には店舗 最上階には幼稚園
屋上には体育館と壮大な総合建築
文化の家
1955~1965
フェルミニ
陸上競技施設 総合施設
なだらかな岩場勾配を巧に利用
青少年のための文化・教育プログラムとしての施設建築
サンピエール教会
1960~2006
フェルミニ
コルビュジェ最晩年の作品
1965年に亡くなった後、継承され
完成しました。
資金的な事情で規模がかなり
縮小されました。
ロンシャン礼拝堂
1955年
ロンシャン村
コルビュジェの最高傑作。
今回2度目の訪問で改めて
感動しました。
年代的にまた宗教建築として相当に革新的建築です。
蟹の殻から外形のヒントを得たとのことです。
ロンシャン礼拝堂 内部
洞窟のようなイメージです。
光の取り入れが幻想的です。
中にしばらくいると時間から
解放されたような感じがしました。
また、行きたいです。
ラ・トゥーレット修道院 1959年
リヨン
幾何学の風景です。
三角 円錐 四角・・見る場面で
多面体建築です。
修道士個室は1.83×6m 百室以上あり一般も宿泊可能です。
サヴォア邸
1929年
ポワシー
コルビュジェ近代建築の5原則
(1) ピロティー
(2) 屋上庭園
(3) 自由な平面構成
(4) 横長窓
(5) 奔放なファサード(外観)
ラ・トルネ修道院
1160~1175年頃
プロバンス 山奥
シトー会修道院三姉妹建築のひとつ
ゴシック建築と対比してのロマネスク建築は無装飾 簡素 厳格な建築
コルビュジェは教会建築の依頼時に
ここを何度も訪れています。