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解体寸前の危機 丹下建築in香川

前にもここで書いたことがあります

香川県の県立体育館が紆余曲折して

先日4月10日から外構から解体に着手したニュース

この体育館の設計は1964年東京オリンピック代々木競技場

と同じ 丹下健三です

5年前に訪問しました

両先端が大きくせり上がり和船をイメージした設計で小ぶりながら

なかなかの迫力があります

 

この香川県立体育館では複数企業の再生提案が

とても興味深く有意義な内容です

民間企業が土地・建物を購入して(30億~投資)

ホテルや複合施設などとしての再利用は

香川県の解体費用 約8億円を軽減できます

改修計画案や活用案を県側に受け入れてもらえず

非常に残念な危機状況です

建築の構造専門家 東大の神田先生も

「耐震改修は可能で 解体が必要という判断は適切でない」

コメントしています

価値の高い 当時のモダニズム建築をなんとか残したいです

唯一の望みは解体費用をめぐる公金支出で

住民訴訟を起こして、係争中とのこと・・・・・・

残せれば、公費を使わず価値ある建築を民間運営による

今後の良きモデルになる

が、

壊せば 汚点という厳しい判断もあります