2025.10.12
- 所長ブログ
久しぶり
久しぶりに
美術館にやって来ました
お手軽 近い
群馬県立近代美術館
宮城県立美術館コレクション
展示されてます
本展は宮城県立美術館の
大規模改修に伴い長期休館を機に企画されました
どれもこれも秀作揃いです
何点かご紹介しますね
東郷青児
「コーヒーを飲む女」
1925年
渡仏後、ピカソとの交流から
日本初のキュビズムといえる
作品です
斬新で都会的な雰囲気が
よく出ています
松本俊介
「画家の像」
1941年
戦争中で美術界まで
国防美術の強制的な体制に
異を唱える自画像と家族
この時期の芸術家は本来とは
価値が違うところでの戦いが有り
又戦士など不幸な時代でした
桂 ゆき
「婦人の日」
1953年
動きのあるはつらつとした絵
人は単純化した描き方で
他方、縄は細密描写です
箒もです
最後の一枚
長谷川 潾二郎
「猫」
1966年
長谷川は遅筆(丁寧)の上
実物を見ながらでないと
描かなかったので
猫相手では思ったように
モデルにはならないため
月日どんどん巡り
一年以上が経過してしまい
猫の髭が片方だけ?
あまりに時間がかかり
愛猫が死んでしまい
眼の前にいないから
描けないのでこのまま
仕上がり完了となりました
なんだか可笑しい😂
けど
可愛いです