建築コラム

長野建築の旅

2007年 9月7日(FRI)

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■八ヶ岳高原音楽堂:1988年
長野県南佐久郡南牧村
構造:木・RC混構造 地上1階・地下1階
延べ面積:1,275.58m2
設計:吉村順三

標高1565Mの八ヶ岳東南稜に建つ木立の木造ホール
カッチとした大屋根が緑を背景にして浮かび当日は霧雨で影絵のように印象的なレイアウトでした。 現地産の唐松を小屋組に包まれるホールは大きな開口部を持ち周囲の自然を満喫できました。
内部の納まりが実に緻密で写真集や図面では感じ取れない体験に感謝です。

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■神長官守矢史料館(じんちょうかんもりやしりょうかん):1991年
長野県茅野市宮川
構造:鉄筋コンクリート、低層部一部木造
延べ面積:184m2
設計:藤森照信+内田祥士

諏訪大社の筆頭神官守矢家は遡ること縄文文化の中心地
自然を神としてあがめてきた稲作以前の狩猟時代からの諸資料が展示されています。 近くは武田信玄が甲斐より攻め入った時の神官の日記に克明に記されています。
躯体はコンクリートですが仕上げがすべて自然素材です。
藤森さんの処女作でいたるところにご苦労された内容がうかがわれます。
藤森先生の思いのすべてがここに凝縮して、また始まっていることを実感しました。

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■高過庵(たかすぎあん):2004年
長野県茅野市宮川
構造:木造(掘立柱+パネル工法)
延べ面積:6.24m2
設計:藤森照信

上記史料館からほど近いところにあります。茶室を意図されています。お茶道具も置いてあり なかなか居心地が良かったです。藤森先生が 自ら現場作業をされたとのことです。
(できあがった建物が、あまりに高いので この名前の由来とか・・・)

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▲高過庵の中で藤森先生と先生とのツーショットは感激で目をつむってしまいました。

 

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